優しさとは
信号の無い、横断歩道でおばあさんが車が途切れるのを待っている。
いつもはそんなに往来の無い道なのだが、その日の、そんな時に限って車の往来が多く、おばあさんは、ただ、ひたすら車が途切れるのを待っている。
ああ、僕なら、新しいローマ法皇の選出で、なぜか2票入っていたという逸話を持つ僕なら、止まっておばあさんが横断するまで待っててあげるのに。
どれくらい、経ったのだろうか。
すごく長いような気もしたが、本当は1、2分の出来事なのだろう。
セダン型の車が横断歩道の前で止まった。
ガラスでよく見えなかったが、おじさんがおばあさんの為に止まったのだ。
おばあさんは余程嬉しかったのか、何度も何度もおじぎをして、車の前で止まって、何度も何度もお辞儀をしていた。
おじさんは照れくさそうに笑っていた。
おばあさんは何度も何度も車の前でお辞儀をしていた。
するとおじさんは窓を開け、
「ババァ、早く行きやがれ!ひき殺すぞ!」
と言い、何度も何度もお辞儀をしていたおばあさんは戦々恐々で素早く横断し去っていった。
人の不幸は喜んじゃいけない
人の不幸は喜んじゃいけない。
これは僕がまだ小さい頃、誰に言われたか忘れたけど、子供心にとても突き刺さった言葉。
人の不幸を笑うと自分に不幸が降り掛かってくる。
なんて迷信なのかもしれないけど、自分への戒めにはその言葉がそのとき丁度良かったのだと今でも自負している。
昨年の12月にこんなエントリーを書いた。
当時はとても嫌な想いをしたし、先述しておいてなんだが、
「つぶれたらいいのに。早く、つぶれたらいいのに」
と往年の後藤久美子のあの無表情から出る、そんなセリフのようにずっとずっと思っていた。
今から少し遡るが、2月に、家人から、
「あの店、つぶれてたよ」
と聞いた。
10月にオープンして、内装も外装も大層にしてたのに。
わずか4ヶ月で閉店だと!?
そこで思い出す最初の言葉。
「人の不幸を笑ってはいけない」
これは、僕の子どもたちにも言い聞かせたい。
大事に考えて欲しい言葉だ。
そう、人の不幸を笑っちゃいけない。
人の不幸を、笑うと、やがて、自分にも、降り掛かって、くるのだ。
10月に、オープン、して、、、ないそ、、がい、、、たいs、、、、わ、、、4か、、、、へいて、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
プギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ざまあみろってんだ。
ヘルペスヘルペスルルルルル〜
話が入って来ない 3
ちょっと、巨乳の女性が
「私の父が・・・・」
と言っているんだけど、
乳としか聞こえていない42歳の小春日和。
盛大なる聞き間違い
僕の耳はもう腐ってきているのかもしれません。
後でどう考えてもそうは聞こえないだろう、聞き間違いが多いんです。
この間も、初対面の人に、
「どんな仕事してるんですか?」って聞いた時に、
「マクドナルド」って相手は答えたんですけど、
僕は、
「えっ、ドグナマグラ? 何? そのフォッサマグナ的な会社? フォッサマグナもわからないけど」って答えたんですよね。
相手は「こいつ、もしかしてマクドナルド知らねえの?」って最初思ったに違いありません。「ほら、あのM(指でなぞりながら)の」って真剣に言ってたもんなあ。
あと、何かの会話で、
「オレの作ったボンゴレ」ってワードが出たんですけど、後から聞いたからわかったんですけど、僕最初、
「ペアで揃えたスニーカー」って聞こえましたもん。マッチ的な? 春夏秋と駆け抜ける的な? 離ればなれの冬が来る的な? ジグザグ的な?
って重ねがさねボケても相手キョトン顔だったもんなあ。いや、キョトン通り越してハニワみたいな顔になってたもんなあ。
話が入って来ない 2
すごい経済に詳しい感じの人が僕に経済の話をするんだけど、
ただでさえ、経済用語?とか解らないのに、
「この間の、リーマンズショックが〜」
とのたまいてたので全く記憶にすら残らなかったバレンタインデーの夜。
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