レバ刺しを食わせろ

思ったことを間違ったまま書いている

映画「ジョーカー」にて

曰く、アンパンマンの世界は妖精の国だという。

唯一人間っぽく見えるジャムおじさんや、バタコさんも妖精だという。

ジャムおじさんは子どもたちやお腹を空かせて困っている人にパンを作り、分け与え、誰もが飢えない、豊かな国になるように尽力してきた。

だが、どうしても目の行き届かない旅人や僻地にいる者たちは見落としてしまう。そんな問題を解決したいと常日頃、思案していたところ、アンパンマンが生まれるのだ。

アンパンマンはそんなジャムおじさんの願いをいとも簡単に叶え、妖精の国に平和な日々が永劫続くのだ。

何かの責にかられて生まれるのが妖精の国だとすると、バイキンマンの場合はどうなのだろう。

恐らく、歯磨きをしなかった者がある日虫歯に苦しみ生まれたのがバイキンマンなのだろう。

あらゆるどんな生物が新しく生まれるというのは無垢だ。

当然バイキンマンも生まれた当時は純真無垢で生まれたのだろう。

だが、大きくなるにつれ同じ年齢の友だちができるも、その友だちの親などに「あの子はバイキンだから、遊んだらダメ」と諭されたのだろう。

バイキンマンの周りにはすぐに誰もいなくなった。

何がいけないのだろう。

みんなと同じく、僕はただ、生まれただけなのに、どうしてみんなは僕を嫌うのだろう、どうして僕から離れていくのだろう。

自覚がないままふさぎ込むバイキンマン

ある日、一人で遊んでいると近づいてきた者がいた。

相手はバイキンマンだと知らず「一緒に遊ぼう」と言ってくる。

一緒に遊びたいのはヤマヤマなのだが、どうせ、また、自分から離れていく。どんなに仲良くなっても自分はそういう宿命なのだと言い聞かせ、バイキンマンはその近づいてきた者を苛め、突き放すのだ。

その者は一方的に苛められたと思い、反撃をしようにもできず泣いているところ、その姿を見た通りすがりのアンパンマンバイキンマンをこらしめるのだ。

次の日も、次の日も、何かイタズラをしては現れるアンパンマン

そうだ、僕の生きる道とは、こういうことなのじゃないか!!

僕はもう寂しくない。アンパンマンが来てくれるから、、、

やがてドキンちゃんやカビルンルンなどの仲間も増えたバイキンマン

バイキンマンが生まれたのとアンパンマンが生まれるのは必然であり、善とは悪がいるから成り立つものだということをジャムおじさんが教示しているのではないだろうか。

 

という事をジョーカーの公開前に考えてたんですけど、そんな映画ですかね?

 

アンパンマンも詳しく知らないですのですいません。

 

絶望の隣は希望です!

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