レバ刺しを食わせろ

思ったことを間違ったまま書いている

免許の更新に行ってきたよ!

ゴールドだ。

初めてのゴールドである。

といっても今は僕、マイカーというものを持っていないので全く関係のない、保険も入ってないし、無用の長物となっている。

でも気分は少しだけいいものだ。

朝、ハガキを見て持っていくものをチェックし、

免許は? サイフの中に入っている。サイフはズボンのポケットにある。

ハガキは? カバンに入れた。

お金は? サイフにいる分だけはある。

眼鏡等は? コンタクトだから必要なし。

ハンコは? 後で出してカバンに入れよう。

 

守山にある免許センターに向かい、少し琵琶湖大橋混んでるなーなんて思いながら時間には余裕があるように出たので、問題なかったので、9時前には着くことができた。

 

車をどのあたりに止めようか、この辺りがいいな、よし、止めようとバックにした時、僕の記憶は急にフラッシュバックする。

 

ハンコは? 後で出してカバンに入れよう。

            ↑

          ココだ。

 

忘れた。

んもう、確認する時に出せばいいのに。

なんて情けない男なんだ、オゼキカズヒト、43歳。

電車の定期の名前はオザキカズヒト、41歳。(なぜ2歳も離れているのかも謎だ)

どうする? 近くにハンコが置いてあるコンビニか、文具店などはないものだろうか?

ナビで探してみよう。ハ・ン・コ、と。検索。

ない。というか探し方が思いつかない。

もうしょうがない。とりあえず受付の人に言ってどうしたらいいか聞いてみよう。

最悪午後の講習に来いってなりそうだな。

 

なんて思いながら、戦々恐々受付の人に聞いてみたら、

 

「ん? ああ、大丈夫だと思いますよ」って、なんて軽い、このおにぎり、僕の嫌いな梅干し入ってませんか?って近所のおばちゃんに聞いて、食べた結果入っていたから二度とそのおばちゃんと口を聞くことなく5年くらい前に他界されたと聞いたのを思い出した。

本当に大丈夫なのだろうか。

お金を払う為に窓口へ。

その窓口でもハンコを忘れた旨を言うと、

「ああ、大丈夫ですよ〜」と。

2人目。あと一人。あと一人「大丈夫」という事が聞ければ、ビンゴ達成で僕の安心感はピークに達する。

お金を払った窓口の隣りで封筒に入った冊子を受け取る。その人にも聞いた。

「本当にハンコ忘れても大丈夫ですか?」と。

「ええ、まあ、大丈夫です」と。

ビンゴ!

受付のおじさん、お金を払った窓口のおばちゃん、書類を受け取った窓口のおばちゃん、ありがとう。お金を払った窓口のおばちゃん、安全協会のお金1,500円払いますかという質問に食い気味で「払いません」なんて言ってごめんなさい。

だってよくわからない代物に簡単に聞かれて1,500円も払うような器量はまだ持ってないから。

そして講習が終わり、免許を受け取る時がやってきた。

その時にハンコがいるから忘れたと言えば署名かなんかで済むのだろう。

終わりは突然やってきた。

各人の免許を持ってきた女性の警官が、

「通常なら免許を渡す際にこの収入証紙に割印という形で認め印を押してもらうのですが、私ども少し前から、個人情報その他もろもろを考慮して、ハンコまたは署名をいただくことを廃止いたしましたことをご了承願いますがよろしいでしょうか」

僕は、スタンディングオベーションをしたい気分だ。

 

っていうか、ハンコいらんやん。

 

5年前の免許更新の時もハンコ忘れたけどね。

 

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