レバ刺しを食わせろ

思ったことを間違ったまま書いている

第1話 登場!公太郎

僕の名前は戸々高公太郎。

今日は新しく借りた部屋を隅々まで調べようといろいろやっていたら、

カベと本棚の隙間にはさまり動けなくなってしまった。

助けを呼んでも誰もいないしここは地力で脱出するしかない。

ここは補修代を払ってでもしょうがない、壁を壊す方向で脱出するしかない。

そう少しずつ壁に穴をあけなんとか掘り進んでいると、隣りの部屋に行き着いた。

大家に事情を説明し隣りの家からなんとか外に出ると、

こうし君とたいしょう君とばったり出くわしてしまった。

たいしょう君の悩みを聞いているというこうし君は公太郎にも相談事を一緒に解決して欲しいと頼まれ僕は快く引き受けたのだ。

たいしょう君はリボンというキャバクラ嬢のような名前の女の子に恋しているらしく、好きだという気持ちをうまく伝えられないという相談。

僕はすぐ思いつき、たいしょう君にこう言ったんだ。

「カラオケでも一緒に行って、歌で気持ちを伝えてみたら?」と。

早速3人でリボンちゃんというキャバクラ嬢のような名前の女の子の店に行き、アフターでカラオケに行くことができた。

緊張してうまく歌うことができないたいしょう君。僕とこうし君は一緒に歌おうと言い、3人で歌いだす。

するととてもきれいなハーモニーだったのだろう、実際はキャバクラ嬢だったリボンちゃんもうっとりし、僕たち4人はすっかりライングループを作るくらい仲良くなる。

少し目的は変わったけど、そのうちたいしょう君は正真正銘キャバクラ嬢のリボンちゃんに想いを伝えることができるだろう。

帰りに僕と同居人のロコちゃんも、血はつながってないけどパパと呼んでいるパパとアフターの帰りで、こうし君の彼女のカナちゃんと一緒のお店で働くことになったと聞いた。

その夜ロコちゃんは「カナちゃんが新しくお店に入りました」というエントリーでキャバクラの公式ブログにて書き込んでいた。

 

トモダチ

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