俺たちの時代
A「何だよ! あの女! 連絡先聞いたら、『私、福山雅治が理想のタイプなんでごめんなさい』だって! 40近いくせに何言ってんだ!」
B「まあ、まあ、縁がなかったということでいいじゃないですか」
A「うるせーよ! なんだよ福山雅治って・・・そんなヤツがいると思うか?」
C「まああんまりいないでしょうね…確かに彼女も理想が高いなとは思いましたけど」
A「だろ? そもそも『まさはる』って言ったら俺たちの時代は『福山』じゃなくて『鶴久』だろ?」
B・C「へ?」
A「鶴久だろ? 俺たちのまさはるは!」
B「いやいや、確かに僕らもチェッカーズの世代ですけど、福山雅治もそんなに歳離れてないですし、僕らより年上なんで」
A「うるせえ! 鶴久なんだよ! 俺たちのまさはるは!」
B「福山雅治だって『今』の人じゃないでしょ? 旬じゃないですもん。」
A「じゃあ誰が旬だっていうんだよ」
B「小栗旬とか?」
A「旬だけにってか! 旬だけに小栗旬ってか! うまいこと言ったみたいな顔しやがって! 認めねえぞ!」
B「とにかく、一般的に僕らくらいの世代100人ぐらいに『まさはるといえばどの芸能人思い出す?」って質問したら今だと99人くらいは福山雅治だと思いますよ」
A「いいや、絶対『鶴久』は40はいるね。鶴久を甘く見たらアカン、俺は鶴久派だからな」
B「鶴久なんて一人も言う人いないですって』
A「お前何さらっと鶴久ディスってんの? 鶴久に謝れ! いいや、タカモクに謝れ!」
B「なんでそこでタカモクが出てくるんですか」
A「鶴久が許してもな、タカモクがだまっちゃいねえぞ」
B「だからなんでタカモクが……」
A「ついでにリナに謝れ!」
B「なんでマサリナの高橋リナが出てくるんですか」
C「以外と良く知ってんな、お前」