鼻毛の白髪が春雨だった話
くしゃみをしたら、ピッとテーブルの上に何か落ちたと思って見たら、「こんな剛毛ってある!?」っていうくらいの、しかも半透明の、何本も合わさったような、すごい鼻毛が落ちたと思ったので、
「鼻毛と共に、厄も落ちた」と思って、あ、そうだ、アーカイブしようとティッシュに乗せてしばらく見つめてたら、どうもおかしい(アーカイブしようとした行為が一番おかしいという意見は置いといて)、こんな鼻毛、鼻にあったら刺さってヤバいんじゃないか、何か夏の幻なんじゃないか、と思いだして、触ってみると、なんてことない、春雨だったという。
しかし、この話しが終わらないのは、箇条書きにすると、
① この春雨はどこから、なんのためにやってきたのか
② くしゃみをした時に口から出たと仮定して、なぜ再び乾燥しているのか
以上の2点がどうも合点がいかない。
まず、これを読んでくれている数少ない方に申し上げると、僕は春雨を食べる。毎日食べる。
昼ご飯+スープの足しに小分けされた春雨を毎日食べている。
だから、春雨がそこにいるのはマロリー曰く「そこに山があるから」と同じ意味である。
ので、①は無視してもいい。
②だ。僕が仮にタクラマカン砂漠に置いてけぼりをくらってカラッカラッになったとしても、その日食べた春雨は内蔵の中で乾燥することなく残っていることだろう。
僕の中の月亭可朝が邪魔をする
「トイレの神様」という曲を初めて昨日聞いた。
ラジオでは当時よく流れていた記憶があるが、そんな歌詞を聞きとれるレベルでは聞こえないのでメロディーだけ何となく覚えていたが、僕は勝手に「夜中にトイレに行くとおばあちゃんらしき人が現れてビックリさせた」的な歌なんだと、「おしりかじり虫」の2番煎じだと勝手に思っていたが、あんな感動秘話だとは思っても見なかった。
しかし、この歌のサビ「トイレにはそれはそれはきれいな女神様がいるんやで」という歌詞の後、どうしても僕の中の月亭可朝が「いるんやで」の後に「ボインは〜赤ちゃんのためにあるんやで」と茶々を入れてくる。
あるんやでの韻を踏んでくるのだ。
他の人はこの曲を聴いているとき、自分の中の月亭可朝が出てこないのだろうか。
[UDTV] Bottom Biting Bug | Weird animation by UrumaDelvi