ちょっとグチらせてよ 2
冬場に名刺が反り返ったと言ったクレームがきた話
確かにウチの会社のカラー名刺はプリンタ処理なので片面だと片方だけに熱が加わって反ってしまう。それを防ぐためにプリンタに「カール補正」というのがあるのだが、紙の目の方向、条件によってはその補正が余り役に立たない時もある。
でも、今回クレームを受けた名刺の場合は、A4に10丁付けしてプリントしてから専用の機械で断裁する(仮に反っていたとしても、単体で反るというはありえない)というのと、割とカールしない用紙を使っているので現時点は考えにくい。
上司が担当なので状況を聞くと、人と打ち合わせをしている時に相手に渡した名刺が時間を追うごとにだんだん反ってきたとのこと。
余計考えにくい。
スルメじゃないんだから。もしくはスルメと見間違えたのではないだろうか?
Q:名刺が反ったんだけど
A:すれはスルメイカではありませんか?
解決した 解決しない (ボタン)
Q:スルメイカではない
A:じゃあ何イカですか?
解決した 解決しない (ボタン)
恐らく言いがかりでもないだろうし、実際反ったのだろうが、それをこちらの全責任にするというのはどうも合点がいかなかった。
やっぱり予算だして編集する流れにしてほしい
冊子の仕事の今の9割くらいはデータ入稿でくる。その主がPDFなのだが、「PDFにしてしまえば後はOK!」と思っている人が多すぎて吐きそうになる。吐いてしまいたい。
最後のPDFに持ってくるまでのプロセスと、PDFの仕様が大きく関わってくるのに。
ほとんどの人はワード→PDFの流れ。エクセルやパワーポイント、一太郎にドキュワークス、パーソナル編集長なんかで作る人もいる。それで曲がりなりにもできてしまうから始末が悪い。
今までいろんなデータを見てきたけど、そういって入ってきたデータで100点!といえるデータが来たことはない。(ここでいう100点はもう何も手を加えないでもきれいに印刷できますよ〜という意味での100点)良くても70点くらいかな。
ほとんどが写真を差し替えないといけなかったり、ノンブル(ページ番号)を再配置しないといけなかったり。文章は相手が入力したものだから、それを変えるというのはやらないし、レイアウトも変えないけど、それでも70点が90点くらいになるくらい。根本的なレイアウト(編集)能力がないから本には見えるがとてもじゃないけど売る前提のものとは思えない。
やっぱり餅は餅屋、プロに任せると上記でいう100点は絶対取れる。確かに編集やなんやらになると予算もかかるけど、それぐらいやらないと僕は売り物として成立しないと思うようになってきた。
だから、ワード等の中途半端なもので100点を取っていない冊子は僕は絶対買わない。