ちょっとグチらせてよ 1
21日の出勤の自転車
毎月21日になると、会社の近くの東寺では「弘法さん」と言われるいわゆるフリーマーケットみたいなものをやる。
出店する人は早い人だと前日から車を止め、場所取りをするくらい。何年やっているのかはわからないが、21日になると、どこからともなく、会社の近所の平均年齢の高い、男女がまるでゾンビの様に歩いて東寺に吸い込まれて人口を調節していくのが一般的とされているのだが、この日だけはその東寺の前は自転車で通れない。もう全く、入ってしまったらもうおしまいっていうくらい、道も狭くなって通れなくなるから道を変えざるを得ないのだ。
車通勤していたときも「あれ今日なんで1号線混んでるのかな」って思ったらだいたい21日。
朝だとセッティング途中の人が多いから、路上に車を停めて搬入したりしているのだ。
道を変えるとすごく調子が狂う。ルーティンってやつ。
ペナルティーキックを蹴るためにお尻を突き出して女豹のポーズをとる源五郎丸のやつ。
まあ月1回だから、我慢もしよう。
本当は次の日が問題。
次の日、僕はそのルーティンにならっていつものコースを走るのだが、その東寺の回りで前日の掃除をする人がいる。掃除をするのはすごくいい。それには文句の言いようがない。
でも、手押し車を使って、道を寸断し、通れなくすることはおろか、熊手を使ってごみを雑にあげるのはとても迷惑極まりない。
すごいイライラする。
Adobeとのやりとり
以前制作、印刷したものの増刷という仕事が入り、その頃からPDFもあったのでそのまま印刷に回せると思っていたら、画像が抜けてるという指摘が入った。
そんなはずはない!
だって前回そのデータ使って印刷したし、問題なかったもん!と言いながらデータを見ると、画像が抜けていた。
頭の中で「なぜだ」を数百回繰り返し、270回目くらいで「なべだ」と置き換えてから、応急処置をしたのだが、僕の会社にはこれと同じような流れで制作したデータも一杯存在するし、その度に同じことを繰り返すのも芸がないから、Adobeに原因を問い合わせた。
こういうカスタマーセンターというやつのあるあるだろうか、だいたい「混み合ってます」の一言。
繋がるまで待つか、一度切ってもう一度かけ直すか、でもAdobeはもう一つ「チャットで問い合わせる」という方法がある。
実際やったことないので今にも「パンツ何色?」と入力したい衝動をすこぶる抑えながら、待っていた。チャットもすごい待つ。
1時間以上待ったか、ブラウザをアクティブにしたまま、別の仕事を進めていると、ようやく担当の人からの「お待たせしました」という文字が出てくる。
少しでもタイムラグを与えると、すぐに別のところに行ってしまうみたいなので、すぐさまチャットを始めたのだが、これがなかなか進まないし、文章にするのもすごく難しい、というので当データを送ったのだが、Adobeからの返答は「古いバージョンなのでわからない」ということだった。
Adobeなら全バージョン揃えとけよ!って入力したかったのだが、そこは我慢して(あんまり我慢してないけど)「こちらは対策を聞きたいんじゃない。原因を聞きたいからそれだけわかったら自分で対策を立ててやる」という言葉に担当も折れたのか「一旦詳しく検証させてください」というやりとりでこの日は終わり、後日ということになった」
ほとんど期待はしてなかった。
1週間くらいだろうか、返答のメールが返ってきた。
詳しく書くと長くなるので割愛するが、それは僕がとても満足できる内容ではなかった。というより、前回やりとりしたときと同じ内容が書かれていたのに、すごく憤慨し、「前回と同じことを言わせないで」という男と女の修羅場にも似た言葉で返信してやった。
すると、また1週間後、「私調べました、一生懸命調べました」という枕詞を皮切りに、Adobeの見解が返ってきたが、どれも的外れだったので「もお、ええ」という前田五郎のツッコミでやりとりを終了したのだが、何のためのカスタマーセンターなんだろうか。
「Wクリックしても、イラストレーターが立ち上がらないんです〜」という問いか?「きちんとインストールしていますか?」っていう答えなんだろう。そういうどうでもいい質問にどうでもいい答えを返すためのカスタマーセンターなのだろう。
もうAdobeは信用しないことにした。