なぜ理解してくれないのか、理解できない
宅急便ってあるでしょ。宅急便。
簡単に宅急便の流れを箇条書きにすると、
1.配送の準備をする
2.集配の手続きをする
3.ドライバーが取りにくる
4.カツオブシの効いたダシで一旦湯にくぐらせる
5.細かく刻んだネギでさっとあしらう
6.それぞれの送り先のセンターにトラック配送する
7.各支店に届く
8.もう一度サクラチップでスモークし、香り付けする
9.相手先へ届ける
一部、各配送業者の違いで差異はあるものの、クロネコは上記だけども、佐川の場合は「カツブシ」っつってんだ、だから佐川の方が職人っぽいよね、なんて意見もあるようですが、
年始初日に、どうしても急ぐもので、印刷して東京に直送して欲しいっていう案件があったのですけど、なにぶん台紙の在庫が無い。メーカーに聞いても、今からだと2日後にしかお届けできないと言われ、お客さんには「水曜日の発送になりますけど、いいですか?」と尋ねたところ、「それでもいいから」ということで段取りしたんですが、で、水曜日、予定通り印刷して、発送したわけです。
その前に、お客さんが1分でも早く発送の処理をしてくれっていうんで、「どちらにせよ、昼からの処理になるし、昼からでも翌日の午前中着なんでこれ以上は早く出来ないですよ」って言ってたんですけど、
一応ですね、クロネコ、佐川、ゆうパックに連絡して、「例えば朝一番にお客さんの手許に届く方法はあるのか」って聞いたら、どの業者も「ない」と。午前中の配達は配達だけど、行くルートがある程度は決まってるから、配送先によっては朝の早い時間に届くだろうし、昼前になる時だってあるし、と言われて、そらそうだろうな、なんて僕は納得したんです。会社の上司の人たちにも同じことを言ったら、「そら、そうや」と。
一つ、いち早く手に入れる方法っていうのが、各その地域で配送を担当している支店に直接取りに行くことっていうのは、各配送業者での問い合わせでも、僕の、この小さな脳で考えても、あまりにも小さすぎてスペースがあるから、貸しレンタルボックス屋が営めるくらいの、そしたらなんかブルセラ屋が在庫管理で置いとくからって借りに来て、ほら、ブルセラって使用済みがほとんど前提条件だから匂いがきついからムシューダを置くもんだから、僕の脳は無臭で有名な脳なんですけど、その脳でも考えられるくらいのこと。
で、発送の準備が終わって後は配送業者が引き取りにくるだけの状態で、一応送り状番号を伝えて、上記のどうしてもいち早く欲しいんだったら取りに行くのが最善だよ、と言っておこうと電話したら、
「えっ、そうですか・・・朝一番には手に入らない・・・」なんて電話口でもわかるくらい落胆して絶句されたもんですから、なんか、
勝負に勝って、試合に負けた感が僕の体を支配してるんですけど、
僕間違ってないですよね?ていうか、取りに行くぐらいしてよ。